最初はIPOです。
IPOとは新規公開株で東証プライムなどの市場に新規に上場する会社の株を、取引きするというもので、一般的な取引とは少し異なるものでした。IPOは抽選での配分で当選できないと取引ですないので、口座数が多いほど良いということになります。ですので、大手からネット証券まで開設できるものは全てやりました。当時はスマホがないので、資料請求→自分で記入&本人確認書類コピー後発送→審査という手間がかかり、開設まで結構な時間がかかったものでした。でも楽しかったですよ。夢が膨らむ感じでした。
しかし現実は厳しいもので、IPO投資も当選したものは初値が振るわず損切、逆に初値が高騰するものは落選と始めた1~2年は申し込みの手間のわりに、お世辞にもうまくいったとは言えない結果となってしまいました。
そんな中、ついに転機が訪れます。SBI証券で初当選した、エストラスト(3280)で、初値売りで12万ほどの利益を出すことに成功したのです。板をみながら10分刻みでぐんぐん買い気配が切りあがっていくのは、興奮以外何物でもありません。まさにIPO投資のうま味がここにありますね。これを機に一気に雰囲気が変わりました。開設した証券口座をフル活用したおかげもあってか、古いところですとオークファン(3674)で79万、MDV(3902)で70万、最近のところですと、AeroEdge(7409)42万、ANYCOLOR(5032)33万、ダイブ(151A)で47万などの軽量級のIPOから、大型で世間をわかせた日本郵政・かんぽ生命・ゆうちょ銀行でも150万程度などと、IPO投資の経験が積みあがるようになったのです。当時はREITのIPOなんかも結構あり、よいお小遣いになりました。正確には計算していませんがIPOだけの投資成績は1500万をゆうに超えています。
直近IPOIPOってよく精査すれば90%以上の確率で利益がでるものです。抽選には手数料などはかかりませんし、何よりも抽選も仕込みをして結果がでて、売り注文を出すという簡単なルーティンでこれだけの利益を上げることが出来る、タイパのよい株式投資の一つであると思います。
今現在は子供2人の口座も開設し、4人分でフル参戦しているところです。補足のように当選しにくくなり、資金効率が悪くなるのはありますが、申し込みをすること自体は慣れれば数分で終わりますので、1発あたると良いボーナスなんてことになるのがIPOです。これからも楽しんで続けようと思ってます。
補足
現在はIPOの状況が、以前と比べ大きく変化してしまいました。
〇当選しない←これが一番
〇証券会社のお金持ち優遇
〇規制などのおかげで初値が跳びにくくなってしまった
〇IPOの地合いが以前よりも変わりやすく、初値を下まわってしまう
自分の勝手な見解ですので、参考程度にしてほしいのですが、当選できなくなったのは事実です。